製版・印刷
デザインが生きる、美しいビジュアルでメッセージを伝える製版・印刷技術
HANWAは製版会社としての長年の経験をいかし、安定した印刷物をご提供するために熟練したスタッフが、製版や印刷の各工程で様々なノウハウで対応しております。印刷の前工程といわれる製版業務は昨今、軽視されがちですが、実は重要なファクターの一つです。制作したデータが意図する印刷物として仕上がるまでのプロセスは、製版工程の正確さやきめ細やな対応に委ねられます。サイズや画像の抜け、文字化けなど、初歩的な確認からモアレ画像や網点の角度目などプロの視点であらゆる印刷物を管理しております。
製版とは?
『印刷は理解しているけど、製版って何?』という言葉をよく聞きます。製版とは印刷の前工程であり印刷機にセットする版(板)の原版を作成するということです。カラー印刷の場合は4色(CMYK)の4つの版を作成する事になります。印刷物は何千部、何万部単位で印刷されることも多く、印刷物が出来あがってしまってからの刷直しは、大幅なリスクとコストUPに繋がります。したがって印刷する前工程である製版作業を完全におこなうことでリスクは回避されます。仕上がりサイズを確認する『トンボの作成』『網点の角度』『断裁するための余幅=塗り足しの確認』『文字化けしない為のフォントの検索』など数多くの専門知識が集約し完全な印刷物として成り立ちます。
トンボマーク
トンボマークとは、印刷物の仕上がりサイズやセンターの位置を合わせるための目安になるマークです。
塗り足し
塗り足しとは、断裁(裁ち落とし)の際、紙の端にまで色が載るようにするための余白です。特に紙のフチまで色を塗りたい印刷物には、3mmの塗り足しを用意することで紙のフチに色が載らず白くなることを防ぎます。
安心と信頼の技術をサポートするデジタルシステム
時代に沿った最新機器のインクジェットプルーフと確かな製版ノウハウをご提供します。
最新機器のインクジエットプルーフを導入し、時代に沿った高品質な出力をご提供します。最大B0サイズまでの出力に対応し、印刷前の色調確認や校正などに最適です。また出力に至るまでの製版処理として文字化け、画像の抜け、面付けなど印刷前工程の製版ノウハウを熟知したスタッフがサポートいたします。
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インクジェットプルーフ -
- 最大B0サイズまで出力可能。
- 印刷に適した独自のカラーマッチング処理によりプルーフ出力時の色補正をコントロール。
高品質なサーマルCTPで印刷物の品質を確保
社内のデジタルシステムを駆使し、より速く、より美しくデジタルによる高生産性・高品質を実現したサーマルCTP。本紙による色校正はもちろん、印刷機に移る最終工程として、ここでもあるゆるノウハウで印刷物の品質安定を確保します。
- PlateRite8600 >>>
インクジェットプルーフ -
- 幅広いプレートサイズに対応
四六全判(B1)〜菊四(A3)まで対応できます。 - 驚異のハイスピード出力
1時間あたり20枚(菊全サイズ、2,400dpi時)という高速出力可能。 - 内臓パンチ機構
プレートデータとしてパンチ情報を登録できます。
- 幅広いプレートサイズに対応
高品質印刷を支える多彩な高速対応機構
生産性・機能性を追求したハイエンドな高精度オフセット印刷機。印刷という一見地味な作業は、実は、大事なセクション。徹底した温湿度管理により、私たちが長年培ってきたプリプレス技術をカタチにします。また、小ロット化、短納期化等、印刷ロス削減による省資源化等の環境問題への対応も視野に入れた、高度情報化社会を支えるプリンティングシステムを実現しました。
- RYOBI 754/754P >>>
- B2判高速オフセット4色印刷機
入稿から製版・印刷納品までの流れ
入稿プロセスA
クライアント様よりデータ御支給の場合
- データ御支給
(メディア入稿、メール&データ便等)※ - 製版業務
(色補正・画像処理)※ - 製版業務
(面付け・フォント・画像チェックなど)
インクジェットプルーフ出力(簡易校正)
or本紙色校正出力※ - 簡易校正ご確認・CB
- 製版業務(修正・再出力プルーフ)
- 最終検版・校了・下版
- CTP刷版
- 印刷工程
入稿プロセスB
制作から印刷工程までご依頼の場合
- 打ち合わせ※・企画立案
- 撮影・コピー制作※
デザイン制作・WEB制作 - ご確認・CB・校了・入稿
- 製版業務(色補正・簡易校正出力など)※
- ご確認・CB・再出力・最終検版
- CTP刷版
- 印刷工程